テクニカル分析の重要性


ファンマネの投資判断は、ファンダメンタルズや需給などを分析した後は、最後にテクニカル分析の後押しにより決定されることが多いです。
そして、特に材料がない場合も、テクニカル分析の影響度は大きくなります。なぜなら、経済指標の発表や金融政策といった材料がない場合は、方向感を予想しづらいため、何らかの根拠にすがりたくなる投資家が多いためです。

またテクニカル分析は個人だけではなく、ヘッジファンドや機関投資家など、投資のプロも愛用している人が多いです。

特に、巨額の資金を動かす機関投資家(銀行、生保、アセマネ、年金など)は、投資判断をする際には、必ず上層部に説明する必要がありますが、その際にもテクニカル分析結果を根拠とすることも多いため、大きな資金がテクニカル分析の結果をもとに動くこともあります。

すなわちテクニカル分析は、相場を動かす力をもった分析と言えます。

 

テクニカル分析には懐疑的な見方をする人もいますが、たとえテクニカル分析自体には意味がなかったとしても、使っている人が多いということは、テクニカル分析の示唆に基づき相場が動くということになります。
つまり、迷信も信じる人が多ければ真実になるというのが相場なのです。

よって、テクニカル分析を身に着けることは、相場の動きを読むためには必須と言っても過言ではないと思います。

ある天才がどんなに正しい分析をして投資判断をしたとしても、大部分の相場参加者がその正確な事実に気づかない場合は、天才の投資判断とは逆の方向に相場が動くことがあるのです。

最も重要なことは「正しいか正しくないか」ではなく、「相場参加者がどのように考えどのように動くか」ということに尽きます。

そのような相場参加者の動きを予想するためには、テクニカル分析が重要になるというわけです。

そして、どのようにしてファンドマネージャーがテクニカル分析を身に着けるかというと、書籍からとなります。

投資の世界は、分析方法を共有するという文化が少ないからです。それは、多分同僚が成績を上げると、その分自分の立場が危うくなると考える人がいたりするからだと思われます。

テクニカル分析初心者で、すぐにテクニカル分析を投資で実践したいという方は、「チャートの鬼」が良いと思います。
金融機関のファンドマネージャーやトレーダー達も、最初にこの本を読んだという人が多いです。

ある程度がっつり学びたいという方は「シュワッガーのテクニカル分析」がお勧めです。

そしてファンマネやトレーダーレベル以上になりたい方は「マーケットのテクニカル分析」がお勧めです。この本はテクニカル分析の古典と言えるものです。
何度か読んで、実践で振り返れば通常のファンマネやトレーダー以上のテクニカル分析スキルを身に着けることができます。

<テクニカル分析のおすすめ書籍>

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